この絵の解説
西洋占星術ってご存じでしょうか?
朝の番組で「●●座の運勢は?」ってやってるでしょ、あれのもとになってる占術の一種です。
ただの占いでしょ、と侮るなかれ。有名な投資家が投資の際に目安の一つにするくらい、意外と世界中で行動指針にされている方が多いらしいのです。
実はこれを描いた時期にほど近い2020年12月、西洋占星術的にみると200年に1度の大イベントが起こったんですよ。それが「土の時代」から「風の時代」へのシフト。
詳しいことはかなーり複雑なので割愛いたしますが…
要するに「大きく時代の流れが変わる」節目が来た、と思っていただければ結構です。世の中の価値観が変わる、といってもいいですね。
古い時代の価値観から、今を生きるための価値観に代わる。
それを「遺跡に記録された過去の幻獣」と「遺跡の前を通り過ぎていく生きた幻獣」で表現しています。代々いのちをつないで、記録が忘れ去られてもひょうひょうと子孫が生きているんですね。
記録した側の価値観も、(生きていれば)それだけの時間が経てばまず間違いなく変化しているはず。
という感じです。
魔術的な部分がアイデアの元になってるので、普通の獣で描くのも面白くないな…と思っていつも通り幻獣にしました。それはそれとして、オオカミの幻獣ってカッコいいよね!
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